樹種:Chlorophora excelsa
科名:Moraceae
産地:シェラレオーネからタンザニアにまでアフリカを横切って分布
用途:アフリカンチークの名前で、使われる。ただしチークよりは黄味を帯び硬い。指物、船舶、杭、海水中の構造物、床板、家具ベニヤ、鉄道枕木、キャビネット、内装
特徴:心材は淡黄褐色から濃いチョコレート色までの幅があり、淡色の細い縞がある。肌目の粗さは中庸~粗く、木理は交錯している。また、材面をこすると油状の感触がある。この木材には、面白い特徴(利用の上から考えると欠点になるのですが)がある。それは“ストーン”と呼ばれる大小の炭酸石灰の塊が木材の中に含まれていることで、したがって、製材をしている時、あるいは、ベニヤに剥いている時に、これがあると、刃物が折れたり、欠けたりした。