樹種:Cratoxylon arborescens
科名:Guttiferae
産地:熱帯アジアのビルマ、マラヤ、スマトラ、ボルネオなどにわたって分布
用途:強さと耐久性がとくに必要でないような用途で、メランチなどと同じようにして合板用材、製材品など
特徴:心材と辺材の色の差ははっきりとしている。心材は淡桃色、赤褐色、橙褐色などで、金色の光沢をもつ。辺材は淡黄白色。肌目は粗で、木理は交錯している。欠点の少ない木材だが、丸太を伐採したままで、放置しておくと、大きく裂けることがあるので、伐採後、製材を早くやったほうがよい。耐朽性の低い木材で、防腐剤の注入は非常にやりやすい。加工のしやすい木材で、ロータリー切削もしやすく、合板用材として使われる利点。