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樹種:Tieghemella hekellii
科名:Sapotaceae
産地:西アフリカの熱帯降雨林地域にある国々で、現在、ガーナ、コードジュボワール、ガボン
用途:家具、キャビネット、建具、スライスドベニヤ、壁パネル、床板、造船、海水用の合板
特徴:日本に輸入されてくる熱帯材のうちアフリカ材の比率はかなり低いため、余程特別なことがないと、木材が目に触れたり、名前を聞いたりすることは少ない。そのアフリカ材のうち、日本で知られているものの代表の一つ。一般に、使われるときには、スライスドベニヤの形で洋風の家具に使われることが多い。この木材は、どちらかというと、マカンバあるいはサクラ類のような材面をもっていまる。多分、最初に、この木材の利用を考えた人達は、これらの木材を思い浮かべながら使っていた。心材には、しばしば色の濃淡による縞が出ることがある。