コウヤマキ科, 国産材, 針葉樹

コウヤマキ

コウヤマキ科(スギ科とされる場合もある)

分布:日本特産。本州(福島県・中部以西)、四国、九州

樹形など:樹形は狭円錐形。樹皮は灰色を帯びた赤褐色で厚く、長い薄片となって剥落する。長さ6~13㎝の線形の葉が短枝上に多数輪生する。雄花は黄色の長さ7㎝ほどの楕円形で枝の端に多数付き、淡い紅色で卵状楕円形の雌花は、1個ずつ枝先に咲く。球果は長さ8~12㎝の楕円で褐色に熟す

気乾比重:0.42

特徴:心材は淡い黄色~淡い黄色褐色、辺材は白黄色で、辺心材の境目は不明瞭。木理は通直、肌目も緻密で、脂気(やにけ)がやや多く独特の臭気があるのが特徴。軽軟なため加工性がよい上、水湿に優れている。耐朽性は大

用途:天井板、板類などに加工されるほか、器具、細工物にも用いられる

      柾目
      板目
 

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