スギ科
分布:日本特産。本州、四国、九州
樹形など:樹形は狭円錐形で、老木になると円形になる。樹皮は赤褐色で、縦長に裂けて剥落する。長さ4~13㎝の鎌状針形の葉がらせん状に配列する。淡い黄色の雄花は長さ5~7㎝の楕円形で、小枝先端部の葉腋に穂状に集まり、雌花は緑色の球形で枝先に1個付く。球果は直径2~3㎝の卵状球形で両側に狭い翼をもち、褐色に熟す
気乾比重:0.38
特徴:辺心材の境目が明瞭で、辺材は白色、心材は淡い紅色~濃い赤褐色、ときに黒色と材色に幅がある。木理は通直、肌目はやや粗く、特有の香気を放つ。脂気(やにけ)が少ない上、軟らかく軽いので加工しやすい。耐朽性は中程度
用途:溝造材、造作材、建具、家具、樽、桶、工芸品などに広く使用される
![スギ柾目](http://wood.boy.jp/wood/wp-content/uploads/2022/03/00100100.jpg)
![スギ板目](http://wood.boy.jp/wood/wp-content/uploads/2022/03/00100200.jpg)
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