ヒノキ科
分布:本州(関東以北)。日本特産で、特に青森県の美林が有名
樹形など:樹形は円錐形、樹皮は黒褐色で縦に裂けて剥落する。葉は厚い鱗状で対生し、アスナロよりもやや小型。葉の裏はやや白味を帯びる。一般に葉の手触りはアスナロよりも厚く硬い。雄花は青緑色を帯びた長楕円形、雌花は淡い紅緑色で厚質の鱗片をもつ。球果は直径12㎜ほどの卵状球形で、淡い褐色に熟す
気乾比重:0.41
特徴:辺材は黄色を帯びた白色、心材は淡い黄色~淡い黄褐色で、辺心材の境目はやや不明瞭。樹脂に殺菌性の強い精油成分を含み特有な匂いを放つ。木理は通直で、肌目も緻密な上、やや軽軟なため加工がしやすい。耐朽性は大きく、特に水湿性に優れる
用途:構造材、造作材、建具、家具、水廻りなど広範
![ネズコ柾目](http://wood.boy.jp/wood/wp-content/uploads/2022/03/00102300.jpg)
![](http://wood.boy.jp/wood/wp-content/uploads/2022/03/00102400.jpg)
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