スギ科
古くから奈良県吉野地方で植林されてきた民有林材。樹脂成分がほどよく、手垢が付きにくいため、造作材として広く用いられている。心材は淡い紅色で、白味を帯びたものがよいとされるが、「赤杉」と呼ばれる赤味の濃いものも、経年変化に対してその色合いがよく残るため、柱材、造作材として好まれる「中杢」とは、材の中央部分に下から上へ1本の杢目が昇り、その左右に柾目が通っているものを指すが、さらに厳密にいえば、その杢目の幅も1寸5分(45㎜)以下だという。「中杢」といえば「吉野杉」といわれるほど、その代名詞にもなっており、天井板として高く評価されている。




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