白木色仕上げ
白木色仕上げはヒノキに対する最も代表的な仕上げ方法で、鉋で削ったままの質感を残しながら汚れ止めの塗装を施す。通常、木地に塗料を塗ると濡れ色感が出るが、着色剤に白色顔料を用いることにより、この濡れ色感を出さない工夫がなされている。塗料は無黄変タイプのものを使用しなければならない

グレー色仕上げ
針葉樹材は中間的濃度の着色を施すと色ムラを起こしやすい。吸込みムラを生じにくくするために顔料着色剤が使われるが、なかでも白色顔料は吸込みムラを生じさせない。この見本では淡い材色とマッチさせるため、白と黒の顔料でグレーに調色し、素地着色を施している。中間的濃度の仕上げとしては代表的な着色法である

オリーブ色仕上げ
木材の着色仕上げは、一般的にグリーン系やブルー系の色を使用しないことが基本である。その理由は、木材の着色仕上げは固有の材色の上に色を重ねるわけだが、一般の材色はブラウン系が基調となるため、グリーンやブルーとは補色の関係となり、色が汚れてしまうからである。ヒノキ材の場合は、材色が淡色のためにこのような色が選択できる

ブラウン色仕上げ
木材の着色は、ブラウン系に着色することが基本である。なぜなら、木材の固有の色はほとんどが褐色を帯びており、その色をさらに強調して、木材の質感を表現したいためである。また、木材は光によって時間の経過とともに変色(ヤケ色)するが、着色を施すことでこのヤケを目立たなくさせる効果もある



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