マツ科
分布:日本特産。本州(宮城県~中部)
樹形など:樹形は円錐形。樹皮は灰褐色で、浅く裂けて長い鱗片状に剥落する。葉は長さ2~4㎝の披針状で、若枝では互生し、短枝では20~40個が束生する。雄花は黄色の楕円形で長さ約4㎜、雌花は長さ9㎜で淡い紅色。いずれも短枝上に付く。球果は長さ2~3.5㎝の卵形で上向きに付き、黄褐色に熟す
気乾比重:0.53
特徴:辺材は白色、心材は褐色で辺心材の境目は明瞭。肌目は粗いが木理は通直で、年輪がくっきりと浮かび上がっている。やや重硬で強度は高いが、樹脂成分が多く縦断面に脂条(やにすじ)がある。乾燥時に捩れやすく、割れや狂いも出やすいので注意が必要。耐朽性は中程度
用途:構造材、下地材、造作材、家具など
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