マツ科
分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国大陸
樹形など:樹形は円錐形、樹皮は赤褐色~黄赤褐色で厚く、亀甲状~貝殻状に裂け、鱗片となって剥落する。葉は長さ7~12㎝の針状で軟らかく、短枝上に2個ずつ束生する。雄花は緑色を帯びた黄色の円筒形で枝の下部に多数付き、雌花は紅紫色の楕円形で枝先に1~3個咲く。球果は長さ3~5㎝の卵状円錐形で、淡い黄褐色に熟す
気乾比重:0.53
特徴:辺材は淡い黄白色、心材は黄色を帯びた褐色で、辺心材の境目はあまり明瞭でない。木理はほぼ通直だが、肌目は粗い。重硬で強度は高いが加工性は良好。ただし、樹脂成分が多いため脂壺(やにつぼ)などがみられる。耐朽性は中程度
用途:構造材、床材、鴨居、敷居、造作材、床柱など
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