マツ科
分布:本州(福島県以南)、四国、九州
樹形など:樹形は円錐形、樹皮は赤褐色で深く縦に裂け、不規則な鱗片となって剥落する。葉は長さ7~25㎜、幅2~3㎜の線形で先端が少し凹み、2列に水平に並ぶ。雄花は黄色の長卵形、雌花は紫色の長卵形で、いずれも枝の端に1個ずつ付く。光沢をもつ球果は長さ2~3㎝の楕円形で、枝先に下向きに付き、淡い褐色に熟す
気乾比重:0.51
特徴:心材は紫色を帯びた淡い褐色、辺材は心材よりやや淡色なため、辺心材の境目は不明瞭。肌目は粗いが、木理は通直で光沢をもつ。やや重硬で耐久性に優れるが、加工性にやや難がある上、狂いやすい。また、樹脂成分が多く、脂条(やにすじ)も出やすい。耐朽性は小
用途:構造材、鴨居、敷居など
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