マメ科, 国産材, 広葉樹

エンジュ 槐

マメ科

分布:中国大陸原産。北海道、本州、四国、九州

樹形など:樹形は横楕円形、樹皮は灰色で縦に割れ目が入る。葉は9~15個の小葉をもつ奇数羽状複葉で互生し、小葉は長さ2~5㎝の卵形~狭卵形。小枝の先に複総状花序を出し、長さ1~1.5㎝の淡い黄白色の蝶形花を多数付ける。豆果は長さ4~7㎝の数珠状にくびれている

気乾比重:0.74

特徴:辺心材の境目は明瞭で、辺材は黄白色、心材は暗褐色を呈している。木理は交錯し、肌目も粗いが、磨くと杢目がくっきりと現れ、光沢も増す。重硬なため加工性にやや難はあるが、靱性が高く、耐朽性も大きい

用途:床柱、家具、器具、細工物、彫刻などに用いられている

エンジュ
     板目
 

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