ブナ科, 国産材, 広葉樹

シイ 椎

ブナ科

分布:本州(関東以西)、四国、九州、朝鮮

樹形など:樹形は球形、樹皮は黒褐色で縦に深く裂ける。葉は長さ6~15㎝の広楕円形で互生する。厚い革質で葉の先が鋭く尖り、葉縁に波状の鋸歯をもつ。雄花序は淡い黄色、雌花序は黄緑色で、それぞれ葉の脇に付く。堅果は長さ15~18㎜の円錐状卵形で黒褐色に熟す

気乾比重:0.61

特徴:辺材は黄色を帯びた灰白色、心材は黄褐色で、辺心材の境目はやや不明瞭。木理は交錯し、肌目も粗い。重硬だが加工性は比較的よい。ただし、乾燥時に狂いが出やすいので注意が必要。耐朽性は小~中程度

用途:構造材、屋根材、下地材、床柱、家具、フローリング、器具、細工物、彫刻など

シイ
 

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