カバノキ科, 国産材, 広葉樹

ミズメサクラ

カバノキ科

分布:本州(岩手県以南)、四国、九州

樹形など:樹形は卵形、樹皮は暗灰色で横長の皮目が多い。葉は長さ5~10㎝の狭卵形で長枝では互生し、短枝では2個束生する。葉先は鋭く尖り、葉縁には鋭い鋸歯がある。黄褐色の雄花序は枝先の葉腋から下垂し、緑色の雌花序は短枝の先に1個ずつ上向きに付く。堅果は長さ約2㎜の卵形で、褐色に熟す

気乾比重:0.69

特徴:辺材は黄白色、心材は淡い赤褐色で、辺心材の境目は明瞭。木理は通直、肌目も緻密。重硬なため加工性に劣るが、割れや狂いが少なく、靱性も大きい。耐朽性は小~中程度。「サクラ」の市場名で取り引きされる場合があるので注意したい

用途:床材、造作材、内装材、家具、器具などに用いられる

ミズメサクラ
   ミズメサクラ
 

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