ブナ科, 国産材, 広葉樹

シラカシ

ブナ科

分布:本州(福島県・新潟県以西)、四国、九州、朝鮮など

樹形など:樹形は球形、樹皮は灰黒色で皮目が縦に並ぶ。葉は互生し、長さ7~14㎝の狭長楕円形。葉の先は鋭く尖り、葉縁の上部に鋭い鋸歯がある。花は穂状花序で、雄花序は枝の葉腋から垂れ下がり、雌花序は枝に2~3個上向きに付く。花色はいずれも黄褐色。堅果は下部に椀状の殻をもつ、長さ約1.5㎝の広楕円形で、黒褐色に熟す

気乾比重:0.83

特徴:全体に灰白色~黄灰褐色を呈しており、辺心材の境目は不明瞭。木理はやや交錯し、肌目も粗いため、板目面に樫目(かしめ)と呼ばれる斑点が、柾目面には独特の紋様が現れる。重硬で靭性に富み、強度に優れる反面、加工性に難がある。耐朽性は中程度

用途:屋根材、敷居、器具など

シラカシ
    シラカシ
 

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